道祖神祭り 御神木切り出し
江戸時代から伝わる伝統行事、道祖神祭りの御神木の切りだしが行われました~
今回初めて切りだしの様子を見守り、そして道祖神前までの引き出しのお手伝いです~
上の写真は昨年の立ち上げ直後の御神木です~(昨年の様子はこちらから)
朝。り楽Sが有る、富士河口湖町の河口地区の猛者たちが道祖神前に集まって来ました~
この後、御神木切りだしの現場へ徒歩で向かいます~
注連縄が巻かれた切りだされる予定の御神木
根回りを整え、どのように斧を入れるかなどが検討されています。
天を突くように伸びた杉の木郡。
来年の御神木もこの辺りから切りだされる様です~
切りだし前のお祓いが始まりました~
なんと!幹の周りに置かれた斧で人力で切りだします~
最初に斧を入れるのは、今年厄年を迎える地区の若者たち。
熱心に指南を受けています。
いよいよ切りだしが始まりました~
厄年の青年に続き、
腕に覚えのある諸先輩の方々が交代で自前の斧で切進んでいきます~
最後は慎重に斧を入れ倒したい方向へ・・・と行きたい所ですが、
逆方向へ倒れ始めた為、あわててかけておいた綱で山方向へ引っ張ると言うハプニングも
無事山側へ倒れました~ここまで約1時間~
断面を整えたあと、引き出すための穴を・・・、これまた斧で開けます~儀式ですね~
貫通した穴に通すのは、藤の木の枝。
メキメキ音を立てながら曲げていきますが、決して折れません!!
180度曲げられて、引き出し用の縄がかけられ、いよいよ準備が整いました~
枝葉を残した先端部分は、引き出し中に傷まないように保護されています。
さあ!御神木が山道を降りていきます~
30mほどもある御神木。山道に多いカーブは難所。
前方と後方の息を合わせて引きます
最大の難所のカーブ手前。この先のカーブはきつすぎて引き回せないため
皆さんが見つめる目線の先、山中をショートカットさせます~
上の写真奥から手前にかけて、急カーブを二つ飛ばします。
見事!抜けましたが先端がススキの根に引っかかりました~
幹が大きく曲がってますが、折れないんですね~
いよいよ神社の境内に入って来ました~神社の森を一気に下ります~
ここまで来ると、引手の表情にも安堵感が・・・。
所定の場所に収めた後は、14日の立ち上げまで室を巻いておきます。
水分が凍ってひび割れを起こさないようにするためだそうですよ~
こちらのカットも1枚!
なぜなら正面が我がり楽Sだからです~
少し長くなりましたが、切りだしから引き出しまでの様子でした~
江戸時代から続く伝統行事恐るべしです~
後日、飾りつけ、立ち上げの様子もお楽しみに~
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